鯨井円美さんの新作「中国茶器」。

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端整なフォルムと独自の美しい色合いが魅力の鯨井円美さんの作品。

スルンとした滑らかな感触を持ち、しっくりと手に馴染む鯨井さんの作品は、
使い込むほどに育ち、変化し、使い手の私たちに様々な表情をみせてくれます。

ひとつひとつ丁寧にしっかりと作られた形からは、陶芸と真摯に向き合う
作家の真っ直ぐな思いが、 ストレートに伝わってきます。

 2017年、2回目となるニュアージュの個展では
以前から自身がこだわって制作してきた「お茶の時間を楽しむための器」を中心に
生活のなかの様々なシーンに寄り添い、彩り、活躍してくれる作品をご紹介いたします。

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中でも今回、鯨井さんがチャレンジした 「茶壺」をはじめとする 中国茶器は、
これまでもポットに定評のある作者が、以前から興味を持ち、想いを重ねてきた作品です。

笠間で開催される中国茶器についての勉強会などにも積極的に参加し、
日々その精度を磨きながら、中国茶器への造詣を深めています。

今個展で発表したマンガンを使用した茶壺などの茶器は、
一見すると、色や手触りなど、金属のような表情を持っています。

これは従来の鯨井作品にさらなる魅力を携え、新たな世界観を広げた作品となりました。

現在多くのファンの方々に親しまれ、愛されている鯨井円美さんの作品。

みなさまにはお手に取って頂き、
ぜひ毎日の生活の中でお楽しみ頂けましたら幸いです。

【 鯨井円美 プロフィール 】 MARUMI KUJIRAI  Profile

1984年 千葉県に生まれる
2009年 女子美術大学 芸術学部 工芸学科 陶コース 卒業
2011年 茨城県 窯業指導所にて轆轤(ろくろ)形成を中心に学ぶ
2013年 千葉県にて本格的に活動を開始
2016年 茨城県 笠間にアトリエを移転
・・・  現在は個展、グループ展、企画展等を中心に作品を発表

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