ONE ART TAIPEI 2024 中囿義光
「 自分が作りたいものを形にする。 楽しいです。
皆さんにもぜひ、楽しんでいただければと思います。(中囿)」
頭の中に 次々と浮かんでくるアイデアを形にしていく中囿義光は、古くから愛されるものを大切にしながら、陶芸の可能性を楽しみ、常に新しい何かを作り出そうとしています。
中囿の代表作でもあるカラフルでビビッドな銀彩マグカップをはじめ、ひとつひとつ形の違ううつわは、様々に豊かな個性を表現し、それぞれのフィーリングで選べる楽しさも大きな魅力です。
そして うつわに留まらず、これまで陶の家具(椅子やテーブルなど)等の作品を手掛けてきた中囿が、今回 ONE ART TAIPEI に出品する作品は「壺」です。
手の跡が残る揺らぎのあるフォルム。
慎重に描かれた赤と黄色のライン。
「 壺って必ず中を覗きたくなるでしょう? だから 中にもしっかりと線を描きました。(中囿)」
雰囲気の完成度を意識して形にする、中囿義光ならではの陶の壺です。
また今回は、2023年 12月に NUAGE の個展でデビューした 帽子をかぶったクマ( 一輪挿し )も会場に展示いたします。
この クマのオブジェは、中囿義光がこれから様々な展開を予定している とても楽しい作品です。
ぜひ、台湾の皆様にも お楽しみいただければ幸いです。
中囿義光 Yoshimitsu Nakasono (陶芸家)
1984年 愛知県生まれ
名古屋造形大学大学院修了後、岐阜県多治見市の studio MAVO にて作陶開始
現在は愛知県名古屋市のアトリエにて作陶
個展・企画展 他 多数